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Respect

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勿論、面識なんて有りませんが、私が勝手に職人さんとしてFanというよりRespectな人とは日本画家・90歳の堀文子さんと料理研究家・83歳の辰巳芳子さんです。「クロワッサン」という雑誌の特集「5/10 この女性の生き方に魅せられて」との見出し。やはり一番、読み応えが有りました。「私たち、退屈している暇はないの」との事で現在90歳の堀さんは40歳、60歳で海外暮らし。80歳には酸素ボンベを担ぎ、ヘリコプターでヒマラヤ標高何千mという場所にひっそりと咲くという花を探しに行かれたそうです。雪の中で孤独にポツンと咲くその花は、この世のものでは無い程の美しさだったとか・・・
『・堀文子さん 「私はいつも己との一騎打ちをしていますから、好き嫌い、この二者択一しかありません。損得だとか利益を考えると迷うばかり、自分が分からなくなります。」損得や利益を考えるのは、自分と周りを比べていたり、自分の能力以上のものを欲していたり、自分にすら正直じゃない、そんなふうに思うのです。 「私は自分の目や手で確かめたものしか信用いたしません。自分で感じて自分で描かなければならない仕事ですから、人の知識は役に立たないのです。」何事にしても、自分自身に起こるさまざまな事に、人の知識は役に立たないと思います。自分自身の気持ちや思いに蓋をして、社会的に、人様にどう見られるのか、常識的に、そこに沿うだけのために生きているのなら別だと思いますが。。
「これだけしたのだから見返りを、と当て込むような俗な世界とは無縁なものでございます。」最近は、見返りがないと何もしないし、しても損だとか、意味がないなどと言うことが、正論になりつつあるような気さえいたします。「悔やんでも戻れない過去は捨て、またやり直しながら無念をうめるしかない。すんだ仕事は忘れ、消してゆくのは無責任のようですが、私にはその方法しかございません。」
「それ知ってる、なんて絶対言いたくない。知識も功績もため込まないようにして日々の感動を全身で受けとめたいのです。」』
『・辰巳芳子さん 「いちばん大事なことって、教えて伝わるものではありません。」本当にそう思います。人の、血や肉になる大事な事っていうのは、その人が、自分で感じ、考え導き出して始めて、分かる事だと思います。「教養というのは知識の量ではなくて慎み、分際をわきまえて知ろうとするひたむきな態度だと思います。」』

『・デザイナーのワダエミさん「日本の若い人には、とにかく何でも教えてもらってから、という感覚があるんです。靴のサイズを見分けるというのは、将来、こういう仕事をするなら、習う、習わないではなく、できて当たり前。常識なんですね」
間違えたらどうしよう・・先にそれを考えてしまうのでしょうね。間違い、失敗、それらはいけないことで取り返しが付かない事、そんな風潮があるような気がします。だから、正しい方法を一から順に分かりやすく説明してもらわないとダメ。逆に、説明できない人が悪者にされてしまう。一を聞いて十を知る、というような洞察力やその人の癖や考え方を推し量ったり、自分で考えてみるというようなことは失礼だといわんばかりです。自分に汚点が付く事を、異常なまでに恐れている、とでもいうのでしょうか。。』

きっと、感性とはそこから生まれてくるもので、教養とは量でなく、慎みを持ち、謙虚な態度に教養が現れてくる。しかしそれが解る人になるまでには本当に難しいと日々実感します。
日本画家の堀文子さんは、何でも許されがちな芸術家でなく、職人という言葉が好きらしいです。こだわりと技を持つ「職人」。10年後も「職人」「尊敬」という言葉は残っている時代であって欲しいです。
そして80歳でも、酸素ボンベを担ぎヘリコプターでヒマラヤ標高何千mという場所に雪の中にひっそりと孤独に咲き、この世のもとは思えない程の花を探す程、その人にとっての何かの「こだわり」を皆が持ち、互いに理解出来る優しい時代で有って欲しい。

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